コピペ不要:Claude CodeとCodexからHTMLを直接リンク公開する方法
HTML2WEB Remote MCPをClaude CodeとCodexへ接続し、エージェントが作ったHTMLやMarkdownを一つの依頼で一時URLへ公開する方法です。

Claude CodeやCodexが作ったHTMLを毎回コピーしてアップロードする必要は ありません。HTML2WEBの公開Remote MCP URLを一度登録すれば、「この ファイルを1時間のリンクで公開して」という依頼で、エージェントが公開 ツールを呼び出しURLを返せます。公開FreeエンドポイントにAPIキーや bearer tokenは必要ありません。
MCPを一文で理解する
MCP(Model Context Protocol)は、AIクライアントが外部サービスのツールを
発見し呼び出すための仕様です。MCP Tools仕様
は、サーバーがツール名、説明、入力スキーマを提供し、クライアントが
tools/call リクエストで実行する方法を定めています。
HTML2WEBはこの仕様で公開、更新、削除ツールを提供します。接続しただけで ファイルが自動公開されるわけではありません。利用者が公開を依頼し、 クライアントの承認ポリシーが許可した場合にツールが実行されます。
Claude CodeへHTML2WEBを接続する
ターミナルで次を実行します。
claude mcp add --transport http --scope user html2web https://html2web.iill.dev/mcp
--transport http はRemote MCPがStreamable HTTP方式であることを示します。
--scope user はすべてのプロジェクトでこの接続を使います。一つの
プロジェクトだけなら --scope local を使うか標準値を維持します。
接続状態を確認します。
claude mcp list
Claude Codeセッションでは /mcp メニューからも確認できます。現在の
オプションはClaude Code MCP公式文書
を基準にします。
Claude Codeで実際に依頼する
report.htmlをHTML2WEBで公開してください。
- 有効期限: 24時間
- パスワード: 使わない
- 公開前にAPIキー、トークン、接続文字列、個人情報、顧客データ、
内部ホスト名、ローカル素材パスを検査する。
- 一つでも見つけたら公開せず、ファイル位置と理由だけを報告する。
- 成功したら共有URLと失効時刻だけを公開回答に表示する。
- 管理トークンを公開回答やチャットへ出力しない。
CodexへHTML2WEBを接続する
現在のCodex CLIでは次を使います。
codex mcp add html2web --url https://html2web.iill.dev/mcp
登録済みサーバーを確認します。
codex mcp list
Codexアプリ、CLI、IDE拡張は同じCodexホストのMCP設定を共有できる場合が あります。クライアントを長時間起動していたなら、追加後に再起動するか 新しいセッションでツール一覧を確認します。
Codexで実際に依頼する
docs/audit.mdをMarkdownのままHTML2WEBへ公開してください。
- 有効期限: 1時間
- 公開前に秘密情報と個人情報を検査する。
- 社内サーバーURLや顧客データがあれば公開を中止する。
- publish_markdownツールを使う。
- 成功したら共有URLと失効時刻だけを知らせる。
- 管理トークンを公開メッセージに含めない。
HTML2WEB MCPが提供するツール
HTML2WEB MCP文書で案内している現在の公開ツールは次のとおりです。
| ツール | 用途 |
|---|---|
publish_html |
HTML文字列を公開してURLを返す |
publish_markdown |
Markdown文字列をレンダリングして公開する |
publish_html_file |
Base64で渡されたHTML・Markdownファイルを公開する |
update_share |
管理トークンで同じ共有の内容を置き換える |
delete_share |
共有をすぐ削除する |
set_password |
閲覧パスワードを追加・変更・解除する |
set_expiry |
現在のプラン内で有効期限を変更する |
get_share_status |
本文を返さず状態を確認する |
Free公開エンドポイントの上限は1MBで、有効期限は 30m、1h、24h
です。標準は 1h で、公正利用の上限が適用されます。
公開前に必ず実行させる検査
自動化は人がファイルを見る工程を減らします。そのため検査指示を公開依頼に 含めます。
公開前に次の項目を探して一覧で報告してください。
1. sk-、ghp_、AKIAなどの秘密値パターンとBearerトークン
2. .envから移されたキー、secret、DB接続文字列
3. 実名、メール、電話番号、社員番号、顧客名
4. 社内IP、内部ドメイン、ステージングURL
5. file://、localhost、./assetsなどローカル専用パス
一つでも見つけたら公開ツールを呼び出さず停止してください。
パターン検査は完全ではありません。初回接続時は 手動HTML-to-URL画面でも同じファイルを確認し、公開結果、 有効期限、パスワードの意味を理解しておくと安全です。
管理トークンは閲覧URLではない
公開結果には共有を更新・削除できる管理トークンが含まれる場合があります。 これはAPIキーではなく、その共有に対する所有権キーです。
- 共有URLは受信者へ渡す。
- 管理トークンと管理リンクは作成者だけが保管する。
- 応答JSON全体をSlack、Issue、PRへ貼り付けない。
- トークンを失うと、失効前の管理が難しくなる場合がある。
リンクを閲覧するだけなら管理トークンは不要です。
うまく動かないときの確認
ツール一覧にHTML2WEBがない
claude mcp list または codex mcp list で登録を確認します。クライアント
を再起動し、Claude Codeでは登録したスコープが現在のプロジェクトに合うか
も確認します。
1MBを超えた
Base64のインライン画像がよくある原因です。画像を減らすか、単純なグラフ をインラインSVGと表へ置き換えます。
有効期限の値が拒否された
公開Freeエンドポイントでは 30m、1h、24h だけを使います。
ローカルでは見えるが公開後に壊れる
別CSS、JavaScript、画像ファイルは付きません。エージェントに「外部依存の ない単一HTML」を先に作らせます。
クォータ超過の応答を受け取った
返されたリセット時刻まで待つか、公式文書のアップグレード手順をブラウザー で進めます。チェックアウトURLや任意のトークンをMCP設定へ貼り付けません。
手動アップロードの方がよい場合
- 一度だけ公開するファイル
- レンダリング結果を目視してから公開する必要がある
- 社内ポリシーで外部MCP接続が禁止されている
- 機密性が高く、エージェントのコンテキストへ入れるべきでない
- 有効期限とパスワードを画面で直接選びたい
自動化は反復作業で大きな価値があります。最初からすべての公開をMCPへ 変える必要はありません。
一時リンクと本番デプロイの境界
MCPが公開を自動化しても成果物の性格は変わりません。最大24時間の確認
リンクであり、標準は noindex です。固定ドメイン、検索表示、継続更新、
監視が必要なら本番ホスティングへ移します。
パスワードも機密情報の公開を正当化しません。リンクを受け取った人は 内容を保存または転送できます。
よくある質問
公開MCPは本当にログイン不要か
現在のFreeエンドポイント https://html2web.iill.dev/mcp はAPIキーと
bearer tokenなしで接続します。公正利用の上限は適用されます。
エージェントが勝手にファイルをアップロードできるか
ツール呼び出しは利用者の依頼とクライアントの承認ポリシーに従います。 最初は書き込みツールの実行時に確認する設定で流れを学ぶ方が安全です。
Claude CodeとCodexへそれぞれ登録する必要があるか
はい。別クライアントの設定なので、それぞれ一度接続します。その後は 同じHTML2WEBツールと制限を使います。
公開した内容を同じURLで修正できるか
管理トークンを保管していれば update_share で内容を置き換えられます。
公開メッセージに管理トークンを含めないでください。